「お茶」をメインにした福利厚生とは

社員の健康促進やリラックス環境づくりを目的に、オフィスに「お茶コーナー」を設ける企業が増えています。従来、オフィスの飲料といえばコーヒーが主流でしたが、最近ではカフェインを控えたい方や、ほっとひと息つける“和”の時間を求めて、お茶が見直されつつあります。福利厚生としての「お茶」は、ただのドリンク提供にとどまらず、企業文化やコミュニケーション活性化にも貢献する可能性を秘めています。

オフィスお茶コーナーの導入

お茶は、カテキンやテアニンといった成分による健康効果が注目されています。緑茶には抗酸化作用やリラックス効果があり、ほうじ茶や玄米茶は胃に優しく、仕事中にも飲みやすい飲料です。これらを自由に楽しめるお茶コーナーは、社員の健康意識を自然と高める仕組みづくりとして機能します。

また、湯を沸かす・お茶を淹れるという行為は、ちょっとした息抜きにもなり、気軽な立ち話が生まれる場にもなります。部署を超えた社員同士の交流のきっかけとなることも多く、社内の風通し改善にも一役買うでしょう。

コーヒーとの違いは?

コーヒーが「仕事をはかどらせる」飲み物だとすれば、お茶は「心と体を整える」飲み物と言えます。カフェイン量は一般的にコーヒーの方が多く、覚醒作用が強い反面、体調や時間帯によっては飲みづらいと感じる方もいます。一方、お茶は種類によってカフェイン量を調整でき、来客用にも提供しやすい点が魅力です。

ただし、嗜好性や満足度の点ではコーヒーに軍配が上がるケースが多く、利用頻度や好みを踏まえて選定することが重要です。

お茶コーナーのメリット

お茶を常設することによって、社員の健康志向への対応、福利厚生の充実、コミュニケーション活性化といった複合的な効果が期待できます。特に、働き方の多様化により在宅勤務と出社を組み合わせたハイブリッドワークが浸透するなか、「出社したときにこそ、気持ちよく働ける環境づくり」が求められており、その一助となるのが、お茶の提供です。

また、温かい飲み物を気軽に楽しめる環境は、従業員に対する思いやりの姿勢として伝わりやすく、エンゲージメント向上にもつながります。

企業イメージの向上にも貢献

国産茶葉の使用やフェアトレード茶など、サステナビリティを意識した選択をすれば、ESG経営・SDGsの文脈でも評価されやすくなります。特に、外部企業や来訪者の目に触れる場所にお茶を置くことで、「健康や環境に配慮している企業」という印象を自然と与えることができるのです。

運用上の課題と対策

お茶コーナーは設置しただけでは運用が難しい場面もあります。ポットの給水や清掃、茶葉やティーバッグの補充など、細かい管理作業が発生するため、担当者にとって負担になりがちです。

このような課題に対しては、専用ディスペンサーの導入や、自動給湯機能付きの機器の設置、あるいは飲料サービス業者との提携による定期補充などを活用することで、手間を減らしつつ、一定の品質を保つことが可能です。

コストと導入効果

お茶コーナーにかかる初期コストは比較的抑えられます。ポットや急須、カップ類があればスタートでき、ランニングコストも茶葉や水代程度です。しかし、その分、運用の手間や品質管理が属人的になりやすく、継続性が課題となります。

一方で、社員の満足度や離席タイミングの調整、雑談のきっかけづくりなど、金額以上の効果をもたらすケースも少なくありません。導入前に期待効果を明文化し、実施後のヒアリングやモニタリングを通じて定期的に評価することが理想です。

オフィスコーヒーサービスも検討しよう

お茶の福利厚生は手軽に始められる一方で、味の安定性や運用の効率性という面では限界もあります。そこで注目されているのが、オフィスコーヒーサービスの導入です。

最新のコーヒーマシンは自動抽出やメンテナンス機能を備え、常に安定したクオリティの1杯を提供できます。さらに、カフェラテやカプチーノ、デカフェなど、多様なニーズに応えるラインナップも豊富。福利厚生としての満足度はもちろん、来客時の“おもてなし”としても高評価です。

お茶がもたらす「和み」と、コーヒーが生む「活力」。その両方を上手に組み合わせ、オフィスに最適な飲料環境を整えることが、これからの企業のスタンダードになるかもしれません。

お茶コーナーでよくある質問

Q.お茶の種類はどこまで用意するべき?

オフィスでの利便性を考慮すると、定番の緑茶・ほうじ茶・玄米茶の3種類は揃えておきたいところです。加えて、季節感や健康ニーズに応じて、カフェインレスの麦茶や、女性に人気のハーブティー(カモミール、ルイボスなど)を加えることで、社員の満足度をより高めることができます。ただし、種類が多すぎると補充や在庫管理が煩雑になるため、5種類程度を目安に、定期的なアンケートで好みを確認しながら最適化していくのがおすすめです。

Q.1人あたりのコスト感は?

ティーバッグ形式のお茶を導入する場合、1杯あたり10〜30円程度が相場です。たとえば30人規模のオフィスで1日1杯ずつ提供する場合、月間コストは約7,000〜9,000円程度が目安になります。急須で淹れる茶葉形式の場合は、さらに単価を下げられるものの、準備や後片付けに手間がかかる点を考慮する必要があります。コストと運用のバランスを見ながら、最適なスタイルを検討しましょう。

Q.コーヒーと併用しても問題ない?

はい、むしろ併用を推奨します。社員によって好みや体調、時間帯に応じた飲み分けがあるため、「選べる」環境は職場満足度の向上に直結します。午前中は集中力を高めるコーヒー、午後はリラックスできるお茶といったスタイルが自然に定着することも多く、社内でのリズムや健康管理の一環としても有効です。最近のオフィスでは、コーヒーマシンとティーバッグを併設した「ドリンクステーション」の設置がスタンダードになりつつあります。

理想の一杯に出会える
おいしいオフィスコーヒーメーカー3選

ここでは、一杯抽出型マシンを取り扱っており、無料で試飲体験ができるオフィスコーヒーメーカーの中から、味へのこだわり別におすすめ3社をご紹介します。試飲することで、実際にそれぞれの味をぜひ体験してみてください。

若手社員が多い職場向け

「ダイオーズ」
ダイオーズ
画像引用元:ダイオーズ公式HP
https://www.daiohs.co.jp/lp/coffee_selection/
ラインナップのこだわり
  • 抹茶ラテ、ほうじ茶ラテ、チョコチーノやココアといった若手社員に人気のラインナップで、最大13種類のドリンクに対応。
メンテナンス
  • 4週間に1回ダイオーズスタッフが無料でメンテナンスや点検を実施

女性社員が多い職場向け

「ユニマットライフ」
ユニマットライフ
画像引用元:ユニマットライフ公式HP
https://www.unimat-life.co.jp/ocs/
ラインナップのこだわり
  • コーヒーだけでなく、最大7種類の紅茶や煎茶も1つで抽出可能なマシンを持ち、ノンカフェインドリンクなど女性が好むラインナップに対応。
メンテナンス
  • 1日1回のメンテナンスに対応(有償)

来客が多い職場向け

「エームサービス」
エームサービス
画像引用元:エームサービス公式HP
https://www.aimservices.co.jp/service/office-drink.html
ラインナップのこだわり
  • ポッド式・カプセル式専用のマシンで手軽にコーヒーを入れることができるため、急な来客があってもすぐにコーヒーを提供可能
メンテナンス
  • デイリーメンテナンスや定期メンテナンス、故障修理サポートあり(要問合せ)

※選定基準※
2023年10月31日時点のGoogleで「オフィスコーヒー」と検索して出てきた全20ページの中から、下記条件のもとコーヒーマシンを扱っている会社を選定
・全国に対応していると公式HPに記載されている
・無料の試飲サービスを体験できる

おいしさで選ぶ
オフィスコーヒーメーカー3選